
米Microsoft社は、組み込み分野に本腰を入れ始めた。2008年7月には、「これからは携帯型情報端末やデジタル家電でも、パソコンと同様にインターネットに接続する機能が求められる。さまざまな携帯型情報端末で、インターネットを利用したサービスが受けられるようにする」とし、コンシューマー&オンライン事業部を新設した。Microsoft社が特に注力するのは、同社が「エンターテイメント」、「コミュニケーション」、「コラボレーション」、「学習」、「健康管理」、デジタル・カメラなどを示す「思い出の記録」、「日常生活の管理や整理」、インターネット接続機能を備えた携帯型情報端末とインターネットによる「どこからでもつながる」と分類する8つの分野だ。それらの分野の機器に向けた複数のOSを投入する。いずれも、ネットワーク接続や高度なユーザー・インターフェースに向けたミドルウエアを備える。それらのOSの間では、APIも共通だ。そしてアプリケーション・ソフトウエアも、共通のツール「Visual Studio」で開発できる。コーディングからテスト、デバッグに至るまで、パソコン上でVisual Studioを使うことができるのだ。つまり、パソコン向けソフトウエア開発者が、普段のWindowsソフトウエア開発とまったく同じ環境で、組み込みソフトウエアを開発できる。
組み込みに突き進むMS
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