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米国における特許取得件数、2009年も国外企業が米国企業を上回る

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 特許情報を提供する米IFI Patent Intelligence社が、2009年の米国における特許取得件数についてまとめた調査によると、2年連続で米国外の企業が米国企業を上回る数の特許を取得したという。企業別に見ると、米IBM社が昨年に続き首位を維持している。その一方で、今回の調査で第3位に上がった米Microsoft社などの躍進が目立つ。

 IFI社によると、米国特許商標庁(USPTO:U.S. Patent and Trademark Office)が2009年に認定した特許の総数は16万7350件。これは2008年比で6.1%の増加であり、過去最高を記録した2006年の17万3772件に届く勢いだという。

 2009年に認定を受けた特許のうち、米国企業が取得したものは全体の49%で、国別に見ると第1位だ。残る51%は米国外の企業が取得したものだ。国別の順位で、米国に続く第2位の座を獲得した国は日本だ。日本企業の特許取得件数の割合は全体の23%を占める。第3位は韓国。特許取得件数の割合は5.6%で、ドイツを抜いて初めて2位の座を獲得した。2008年に第2位につけたドイツの特許取得件数の割合は5.2%で、国別の比較では第4位となった。

 2009年に米国企業が取得した特許件数は、前年と比べて7%増加した。米国外の企業の増加率は6.5%であり、米国企業よりもわずかに、増加のペースは遅いが、2008年に続いて2009年も、海外企業の特許取得件数が米国企業の取得件数を上回った。

 ただし、米国企業が技術革新において優位を失ったわけではない。IFI社でゼネラル・マネジャを務めるDarlene Slaughter氏は、「特許の取得件数だけでなく、その質も重要だ」と解説している。

 IFI社が同社のウェブ・サイトに掲載した報告によると、主な米国企業の特許取得の状況は次の通り。IBM社の特許取得件数は2008年と比べて17%増え、過去最高の4914件を記録した。Microsoft社は2008年比で43%増となる2906件の特許を取得し、第3位に躍進した。このほか、米GM Global Technology Operations社が2008年比68%増、米Cisco Systems社が同30%増、米Boeing社が同26%増となっている。

 2009年の米国での特許取得件数を企業別に見ると、トップ20に米国外の企業13社がランクインしている。米国外の陣営のトップは総合第2位の韓国Samsung Electronics社だ。

 市場別に見ると、多重通信(US Patent Class 370)と半導体(US Patent Class 438とUS Patent Class 257)の2分野で最も多くの特許が取得されており、2009年に1万5000件の特許が取得された。バイオテクノロジ部門では、薬剤調合(US Patent Class 514)で3474件、バイオテクノロジ(US Patent Class 435)で2700件を超える特許が取得されている。これは、2008年の増加率を1%上回る17%の増加となる。

 米国特許商標庁によると、2009年の特許申請件数は前年比1.8%減の45万7966件だった。特許申請件数が減少したのは、1996年以来初めて。今回の減少は経済不況によるものと考えられ、不況による影響は今後2~3年続くとした。

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